*開かれた精神の奇跡♡ 出雲旅 完

松江には、とても魅力的な和菓子が沢山あり、どれにしょうか迷ってしまう。

でも今回の松江旅のお土産は、あれ!と決めているものがあるのです。

カバンが重くなるのを避けたいため、あとで買うよ。

 

明々庵で、心満たされた時間を過ごせてしあわせ。

雨の中を歩く、足取りも軽やかです。

 

幼いころのこと。自宅で過ごす雨の日に、屋根から落ちる雨だれが、砂利まじりの土に穴をあけていく様子を眺めることが好きでした。翌日には、ビー玉ぐらいの大きさの穴が並んでるの。

そんなこと思い出しました。

 

しばらく歩くとやはりお腹が空く。。お昼ご飯を食べよう♪

この日のお蕎麦も美味しかった!

隣の席の方は、追加注文されてました。

 

帰り際、美味しかったです♪と、お蕎麦を打った方とお話したら

そば粉のお話をしてくださいました。

いいそばの実が出来る環境ってあるんだろうなぁ。

 

通常はうどん派の私ですが、旅の間、ほぼ毎日お蕎麦を食べていました。

どのお店も美味しかった。ありがとうございます♪

 

出雲のお蕎麦は、なんだか信州のお蕎麦に似ている(・・?ような。。

蕎麦にも系統みたいなものがあるのかな(・・?なんてふと思う。

そんなことを考えながら、

店の外に出るとスゴイ雨。。あら~

 

そうだ!さっきチラッとみた立札のところに行こう♪ 

『本日無料』だけ覚えたいたのだ(^_^;)

 

あっ! 今日がお誕生日なんだね、ヘルンさん♡

受付の方に、おめでとうございます♪と伝えると、

笑って、ありがとうございます♪と答えてくださいました。

 

それでは、小泉八雲旧居へ。

とても素敵です。三方のお庭が見渡せるヘルンさんお気に入りの場所に、私も座ってみました。

首を左右に振り、庭を眺めてみます。この家は、旧松江藩士の武家屋敷だそうです。

 

日本人というアイデンティティ。。精神性の歴史。根底に蓄積されているもの。

こんなところに活けられていました。特別なもの。。なのかな。。

 

お隣の記念館にもどうぞ、と云ってくださったので

行ってみると、子どもたちからお花が届けられていました。

 

へるんさん169さい おたんじょうびおめでとう♡

お花の隣に、記念スタンプが置かれてあり、愛用のメモ帳にペッタン♪

 

ヘルンさんは、鷺の家紋なんだね。

近頃よくお目にかかる鷺。羽が真っ白だと遠くからでもよくわかるよ。

受付を済ませ、少し休憩をしょうと、エントランスの椅子に腰を下ろす。流れている映像に目を向ける。Open mind 自分の価値観だけではかるな、といきなり言葉のプレゼントをもらう。

 

ヘルンさんは英訳『古事記』などの影響で来日を決意したと。

その物語の根底には、愛、信頼、約束があり、心に響くものは真実であると。。

(急いでメモしたので、言葉にずれがあるかもしれません)

 

八雲の多面性開かれた精神の奇跡(オープン・マインド)を楽しんでください。と

パンフレットに書かれていました。

 

前日に撮った写真の鷺さん。なんだか導かれてる(・・?

 

雨宿りのつもりで、ふらっと入った小泉八雲記念館。

引き込まれるように、「その眼が見たもの」「その耳が聞いたもの」「その心に響いたもの」というコンセプトのもと、彼の生涯が紹介されている展示室をみてまわる。

 

ある展示室まで来ると趣きが変わって、小さくざわざわしているのだ。私一人その展示室にいる。。どうぞどうぞと声が聞こえてきた。。ここで何か始まるんだね。挨拶してくださったけど、状況把握ができていない部外者なので、とりあえず外に出よう。。

すると、入れ替わるかのように、数人の方が静かに展示室に。

う~んとなんだかよくわからないけど、ここはGoだな。

最後尾にまわり、流れについて行くことにした。

 

邪魔にならないように、後ろの方でいいよね。。と選んだ場所が、

ド・センター(・_・;)やん。 あらら~

 

お話が始まり、どうやらイベント『ハーンを慕った二人のアメリカ人』のオープニングらしい。。

 

お話されてるのが、ハーンさんのお孫さんとその奥様なんだ。そしてここにいらっしゃる方々は、ハーンさんの熱心なファンのよう。勉強不足なのですが、という前置きとともに質問される。

 

ワタシ、ホンマニ、ベンキョウシテナイケド、イイノカナ。。

 

でもお話される内容が興味深くて、面白いのだ。

 

ハーンさんと親交のあったボナー・フェラーズ氏。

Fellers shared Hearn's understanding of Japanese culture. It is said that he proposed a new post-war system for Japan,which utilized the power of the Emperor within a democracy.

 

「ハーンが私に日本を愛することを教えてくれた」とセツに告げ、のち長男一雄と親友になる、と。

 

家族での親交のお話もしてくださり、一雄氏とフェラーズ氏の娘ナンシーさんにより出版された『リ・エコー』この本は一雄氏が父から施された家庭教育の内容と想い出を綴り、1000部限定で出版されたもの。この時の膨大なやり取りの手紙の中に、1冊目はあなたに、13冊目は僕がいただくというものがありました、とこの日いろんなお話をしてくださった奥様。このイベントを前にたくさんの手紙を読み返し、こんなところにも気遣いが感じられました、とお話されていました。

 

ハーン氏の日本文化、日本人の精神性への理解にフェラーズ氏が共感し、新しい日本の戦後を提案したと言われる、と。

なぜ13だったかわかりますか?と質問される。。うーんと隠れているつもりなのに。。

とっさにわかりませんと首を振る。。あっ!13かあ。。知ってるやん。。

 

面白くて、後ろで聴くつもりが、センター近くに立っていたみたいです。。

帰り際、ご夫妻とニッコリご挨拶し、2階のライブラリーに行ってみる。

読んでみたい。。でも、今何時(・_・;) カエルバスノコトワスレテタ。

 

 

えーー!帰りのバス出発時刻まで1時間を切ってる~~宿に荷物を取りに行かなあかんのに~

ここからどうやって戻るねん(・_・;)

 

(-_-;)

 

(-_-;)(-_-;)

 

本読んでる場合と違う!

 

急いで外に出る、目に飛び込んできたバス停。バスが来た。乗る。

椅子に座り落ち着いて、降りる停留所を確認。。どこやろ(・・? わからん(・・?

 

ここにする!ハイ!降りまーす!

正解です♪

 

(ほんま裏道知っててよかったよ。。散策中、何度も迷ってた道やから見覚えがあるのです。)

 

ぐちゃぐちゃ考えるエネルギーはもったいないので、

帰りのバスに間に合う設定にして、ひたすら走る。

 

宿で、すいませーん!荷物をー!バスに遅れそうなんですー!!と入口から叫ぶ。

ハイハイ!とにこやかに荷物を出してくださり、お世話になりました!とお礼をいい

また走りました。(こんなに真剣に走ったのは何年ぶりだろうか)

 

あっ!人が並んでる~♡ セーフ ♪

 

 

でも

なんで間に合ったかわからへん(・・?

 

 

 

なんかわからへんけど

おかげ様なのです♡

お蕎麦の食べ方上手になったよ。おかみさん♪

 

出雲旅完

 

 

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

すべては大いなる愛の中で。