
雨の日。傘を片手に、ウイリアムモリス展に行ってきました。
梅田阪急の9階。エレベーターを降りると、ちょうど何かの講演をされていたので、空いているところに座る。こういう時は、何かある。雰囲気が違うねん。。
make of nothing~無から有を生み出す、といきなり講師の方が話されて
ハイ♪これ心の中のキーワードにぴったり!
(ついでに以前夢のなかでこの映像を見たことを思い出す)
~創造や夢やファンタジーの力を取り戻す。
枠のないところから創り出す。
願望と現実の境がなくなる、境界線がないところで創造していく。
ラテラルシンキング、想像力を働かせて創り出していく、
黒でも、白でもない考え方を~
そんな言葉をきいてちょっとメモしてきた。

そう、現実の世界と、ファンタジーの世界どちらが真実というのでも、どちらが正しいとかいう話でもない気がする。
どちらも人間にとっては大切なのだ。
創造の場で自由に遊ぶためには、今置かれている現実に制約される必要はないし、
自由に創造の場で遊ぶことで、なにか新しいものを作り出し、目に見える現実と呼ばれる世界に、その姿を現すのかな、などと思った。
創造の世界で生み出されたものは、その世界の住人なんだろうけど、エネルギーを与え続けるとそれが現実と呼ばれる世界に顔を出す。生きた世界なんだよなぁ~。それもパワフルな。現実と呼ばれるやや固定化された世界も、みんなが同じものを現実だと認識している訳じゃない。
言葉ひとつにしても、まったく受け取り方が違っているし。言葉以外の認識方法で互いにその状況、状態を理解しあっているんだろうな。。それでも=(イコール)ではないのだ。

ウイリアムモリスの思想~Arts and crafts movement。
生活と芸術を一致させようとするモリスの思想。
私は日常生活の細々したことが好きなんだと思う。
色々やることがあって創造し楽しみ始めると時間が足りない。。
何もしなくてもいいよ~って感じになると、ダメみたい。
なにか手を動かしていたいのだ。まぁ~興味はいろんな所にとぶけど。
興味あるものを目にすると、出来るかな?作れるかな?とやりたくなるのだ。
美味しいものを食べたら、マネしたくなる。かわいい雑貨をみたら作ってみたくなる。モリスの壁紙をみたら、私もとデザイン画を描きたくなる。。とかね。
これは幼いことからそうなの。
それから、私が美しいと感じるものは、やっぱり自然の中にあった。
その色や形、存在そのもの。葉っぱの葉脈を美しいと感じるし、巻貝のらせんをきれいだと思う。モリスの壁紙をみていたら、その景色が浮かび動き出すかのように感じるものがあった。きっとこんな植物を目にして、それを表現したんだろうな、って。
私の生活ももう少し自然に近く、大地に近い方がいいなあ。。
そして手仕事を愉しむ生活。。そんなことを感じた。
自分で作った洋服を着るとほんと心地いいんです。
あまり上手じゃないけどね。
ブローチひとつでも手作りのものを身に着けていると
心がふわぁとあったかくなる。
そんな感じのあったかさを重ねていきたいと思いました。

いつもありがとうございます。
ハートに愛と光と平和を